呼吸
- 呼吸運動は、主として呼吸筋(肋間筋)と横隔膜の協調運動によって胸郭内容積を周期的に増減し、それに伴って肺を伸縮させることにより行われる。
- 肺自体には運動能力がないため、呼吸運動は、主として呼吸筋と横隔膜の協調運動によって行われる。
- 呼吸には、肺で行われるものの他に、組織細胞とそれをとりまく毛細血管中の血液との間で行われるものがある。
- 吸気とは、胸腔が広がり内圧が低くなるにつれ、鼻腔や気道を経て肺内へ流れ込む空気のことである。
- 胸郭内容積が増すと、内圧が低くなり、空気が鼻腔や気道を経て肺に入る。
- 呼吸により血液中に取り込まれた酸素は、赤血球中のヘモグロビンと結合して全身の組織に運ばれる。
- 呼吸には、肺で行われるものの他に、組織細胞とそれをとりまく毛細血管中の血液との間で行われるものがある。
- 呼吸中枢がその興奮性を維持するためには、常に一定量以上の二酸化炭素が血液中に含まれていることが必要である。
- 血液中の二酸化炭素が増加して酸素が減ると、呼吸中枢が刺激され、呼吸が速く深くなる。
- 呼吸に関与する筋肉は、延髄にある呼吸中枢によって支配されている。
- 肉体労働をすると呼吸が激しくなるのは、筋肉内に吸収された吸気中の二酸化炭素の作用によるものである。
- 肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われる酸素と二酸化炭素のガス交換を外呼吸という。
- 成人の呼吸数は、通常、1分間に16~20回であるが、食事、入浴や発熱によって増加する。
- 一般に肺活量が大きいと、激しい肉体労働を行うのに有利である。
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【 更新日: 2011-10-22】