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第2種衛生管理者:H30年上期:問1

問1

 衛生管理者又は衛生推進者の選任について、法令に違反しているものは次のうちどれか。
 ただし、衛生管理者の選任の特例はないものとする。

選択肢

1.
2.
3.
4.
5.

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解説

正解:2. 常時100人の労働者を使用する清掃業の事業場において、第二種衛生管理者免許を有する者のうちから衛生管理者を1人選任している。

選択肢1は「労働衛生関係主要条項 第十二条の二:安全衛生推進者等」および「労働安全衛生規則 第十二条の二:安全衛生推進者等を選任すべき事業場」にかかれています。
安全衛生推進者は、10~49人の労働者を使用する事業場において選任します。
なお、衛生管理者は「労働安全衛生法施行令 第四条:衛生管理者を選任すべき事業場」によると、常時50人以上の労働者を使用する事業場に選任するものなので、この場合は選任する必要はありません。

選択肢3の医療業は「労働安全衛生規則 第七条:衛生管理者の選任」第一項第三号イにあてはまるので、「第一種衛生管理者免許若しくは衛生工学衛生管理者免許を有する者」から選びます。よって正しい内容です。

選択肢4の300人が働く商品卸売業は、衛生管理者2名を、第1種・第2種衛生管理者免許もしくは衛生工学衛生管理者免許を持つ人から選びます。よって違反していません。

選択肢5の500人が働く製造業は、衛生管理者2名を、第1種衛生管理者免許もしくは衛生工学衛生管理者免許を持つ人もしくは、医師、歯科医師、労働衛生コンサルタントから選びます。よって違反していません。

選択肢2の100人が働く清掃業は、衛生管理者1名を、第1種衛生管理者免許もしくは衛生工学衛生管理者免許を持つ人もしくは、医師、歯科医師、労働衛生コンサルタントから選びます。第2種衛生管理者免許を有する人を選任することはできませんので、違反しています。よってこの問いの正解になります。

※この解説は、当サイト独自の見解によります。この内容について、中央労働災害防止協会等の関係機関に問い合わせても、解答は得られません。

 

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【 更新日: 2018-11-20

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