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第五百七十四条:つり足場

 事業者は、つり足場については、次に定めるところに適合したものでなければ使用してはならない。

一  つりワイヤロープは、次のいずれかに該当するものを使用しないこと。

イ ワイヤロープ一よりの間において素線(フイラ線を除く。以下この号において同じ。)の数のパーセント以上の素線が切断しているもの

ロ 直径の減少が公称径のパーセントをこえるもの

ハ キンクしたもの

ニ 著しい形くずれ又は腐食があるもの

二  つり鎖は、次のいずれかに該当するものを使用しないこと。

イ 伸びが、当該つり鎖が製造されたときの長さのパーセントをこえるもの

ロ リンクの断面の直径の減少が、当該つり鎖が製造されたときの当該リンクの断面の直径のパーセントをこえるもの

ハ き裂があるもの

三  つり鋼線及びつり鋼帯は、著しい損傷、変形又は腐食のあるものを使用しないこと。

四  つり繊維索は、次のいずれかに該当するものを使用しないこと。

イ ストランドが切断しているもの

ロ 著しい損傷又は腐食があるもの

五  つりワイヤロープ、つり鎖、つり鋼線、つり鋼帯又はつり繊維索は、その一端を足場けた、スターラツプ等に、他端を突りよう、アンカーボルト、建築物のはり等にそれぞれ確実に取り付けること。

六  作業床は、幅を四十センチメートル以上とし、かつ、すき間がないようにすること。

七  床材は、転位し、又は脱落しないように、足場けた、スターラツプ等に取り付けること。

八  足場けた、スターラツプ、作業床等に控えを設ける等動揺又は転位を防止するための措置を講ずること。

九  たな足場であるものにあつては、けたの接続部及び交さ部は、鉄線、継手金具又は緊結金具を用いて、確実に接続し、又は緊結すること。

2  前項第六号の規定は、作業床の下方又は側方に網又はシートを設ける等墜落又は物体の落下による労働者の危険を防止するための措置を講ずるときは、適用しない。

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【 更新日: 2011-10-22

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