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第1種衛生管理者:H29下期:問3

問3

 特定化学物質の第一類物質に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。

選択肢

1.
2.
3.
4.
5.

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解説

正解:2. 第一類物質を製造しようとする者は、あらかじめ、物質ごとに、かつ、当該物質を製造するプラントごとに厚生労働大臣の許可を受けなければならない。

選択肢1は、「労働安全衛生法施行令 別表第三:特定化学物質等」によれば、「クロム酸及びその塩」は第一類物質ではなく、第二類物質です。

選択肢3は、「特定化学物質等障害予防規則 第三条:第一類物質の取り扱いに係る設備」において、「当該作業場所に、第一類物質のガス、蒸気若しくは粉じんの発散源を密閉する設備、囲い式フードの局所排気装置又はプッシュプル型換気装置を設けなければならない」とあるので、誤りです。

選択肢4は、「特定化学物質等障害予防規則 第三十六条:測定及びその記録」第三項によると、特定のものについては、三十年間保存することになっています。つまり三年間とはいいきれません。

選択肢5は、「特定化学物質等障害予防規則 第四十条:健康診断の結果の記録」第二項によると、「特別管理物質を製造または取り扱う業務に従事した場合は、三十年間保存する」とあります。特定管理物質とは、第一類物質及び第二類物質のうち発がん性が明らかな物質のことを言います。つまり五年間とはいいきれません。

選択肢2は、「特定化学物質等障害予防規則 第四十八条:製造の許可」にかかれています。よってこの問いの正解になります。

※この解説は、当サイト独自の見解によります。この内容について、中央労働災害防止協会等の関係機関に問い合わせても、解答は得られません。

 

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【 更新日: 2018-5-16

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