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職業性疾病
- アクリルニトリルが起こす障害は、麻酔作用、皮膚障害、肝障害である。
- トリクロルエチレンが起こす障害は、肝障害である。
- トルエンの障害は、末梢神経障害で、多発性神経炎を起こす。
- ノルマルヘキサンが起こす障害は、末梢神経障害である。
- ベンゼンが起こす障害は、造血機能障害、再生不良性貧血、白血病である。
- マンガン中毒は、脳にダメージを与え、筋のこわばり、震え、歩行困難、などのパーキンソン氏病に似た症状を起こす。
- メタノールが起こす障害は、視神経障害である。
- 弗化水素の障害は、眼鼻気道の刺激、火傷、気管支炎、肺水腫、痙攣、腎障害。慢性中毒では、骨の硬化、斑状歯が見られる。
- 鉛中毒の特徴は、貧血、末梢神経障害、腹部の疝痛である。
- 二酸化窒素の症状は、急性肺水腫、気管支炎等の呼吸器疾患である。
- 二硫化炭素が起こす障害は、精神障害、肝障害である。
- カドミウムは、肺と腎臓にダメージを与え、急性中毒では、上気道炎、肺炎を起こし、慢性中毒では、肺気腫、腎障害、門歯・犬歯の黄色環を起こす。
- 金属水銀中毒の症状は、脳にダメージを与え、手指の振震え、精神障害を起こす。
- 金属熱とは、金属のヒュームが空気中で酸化したものを吸入することで発症。数時間後に悪寒と発熱、関節痛を起こし、数時間後に回復する。肺に蛋白の変性ががおきる。テフロンなどでも見られる。
- 金属粉じんは、じん肺を起こすことがある。
- 塩素は、緑黄色の刺激臭で、粘膜、呼吸器障害を起こし、流涙、咽頭痛、咳、胸苦しさ、肺水腫などを起こす。
- クロム中毒の症状には、皮膚障害、鼻の障害(鼻中隔穿孔)、がん(肺がん、上気道のがん)がある。
- 頸肩腕症候群は、上肢を同一の位置に保ったり反復使用する作業で起こる。
- 減圧症とは、高圧下の水中からの浮上に伴う急激な減圧により、液中に溶け込んでいた空気の中の窒素が気泡となり、血管を閉塞したり組織を圧迫することにより、皮膚のかゆみ、関節痛などの症状が発生することである。
- 酢酸メチルは視神経障害を起こす。
- 空気中の酸素濃度が15~16%程度の酸素欠乏症では、一般に頭痛、吐き気などの症状がみられる。
- シアン化水素による中毒は、細胞内の酸素の利用の障害による呼吸困難や痙攣などがみられる。
- 低体温症とは、低温下の作業で、全身が冷やされ体内温度が低下したとき発生し、意識消失、筋の硬直などの症状がみられる。
- 放射性物質を扱う作業が引き起こす障害は、皮膚障害や造血器障害が発生することがある。
- 凍傷とは、0℃以下の寒冷による組織の凍結壊死をいう。
- 凍瘡とは、しもやけのことで、異常な寒冷にさらされて発生する凍傷とは異なり、日常生活内での軽度の寒冷により発生する。
- レイノー現象とは、振動工具を使った作業によって起こる、手指の蒼白現象のことである。
- 木材粉じんは、ぜんそくを起こすことがある。
- 熱中症とは、
- 炉前作業やガラス加工作業は、赤外線により、白内障が発生することがある。
- 接触性皮膚炎は、セメントを取り扱う作業でも起こることがある。
一酸化炭素中毒の特徴
- 無臭、無色の気体。物が不完全燃焼すると発生する。燃焼廃ガス、排気ガス、爆発、火災時に発生する。
- 一酸化炭素中毒は、一酸化炭素が血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンと強く結合し、その酸素運搬能力を低下させ、体内の各組織に酸素欠乏状態を引き起こすことにより発生する。
- 喫煙者の血液中のヘモグロビンは、非喫煙者と比べて一酸化炭素と結合しているものの割合が高い。
- 一酸化炭素とヘモグロビンの親和性は、酸素とへモグロビンの親和性の200倍以上にも及ぶ。
- 一酸化炭素中毒では、息切れ、頭痛から始まり、虚脱や意識混濁がみられる。
- 一酸化炭素中毒の後遺症として、物忘れなどの精神・神経症状や植物人間状態がみられることがある。
騒音性難聴の特徴
- 一定レベル以上の騒音に長期間さらされた場合に起こることがある。
- 内耳の音を神経に伝達する有毛細胞の変性と脱落によって起こる。
- 初期に認められる4000Hz付近からの聴力低下の型をC5ディップという。
- 通常の会話音より高い音から聞こえにくくなる。
- 初期には気付かないことが多く、また、治りが悪いという特徴がある。
- 騒音は、自律神経系や内分泌系へも影響を与えるため、騒音ばく露により、交感神経の活動の亢進や副腎皮質ホルモンの分泌の増加が認められることがある。
- 騒音レベルの測定は、通常、騒音計の周波数補正回路のA特性で行い、その単位はdB(A)である。
- 等価騒音レベルとは、単位時間当たりの騒音レベルを平均した値。人間の生理・心理的な反応に対応しやすい。
- 等価騒音レベルは、ある時間範囲について、変動する騒音の騒音レベルをエネルギー的な平均値として表した量で、変動する騒音に対する人間の生理・ 心理的反応とよく対応する。
- 音の周波数を表す単位としてヘルツ(Hz)があり、騒音レベルを表す単位としてデシベル(dB)がある。
化学物質とがんの組合せ
- ベンゼン --- 白血病
- 三酸化砒素 --- 肺がん
- 塩化ビニル --- 肝血管肉腫
- コールタール --- 皮膚がん、肺がん
- 石綿 --- 胸膜中皮腫、肺がん
- クロム酸 --- 肺がん、上気道のがん
- ベータ-ナフチルアミン --- 膀胱がん
熱中症
- 熱中症とは、高温条件下で発生する障害の総称で、金属熱はその一つである。
- 熱中症とは、高温環境への適応ができず、あるいは許容の限界を超えた場合に発症する障害の総称である。
- 熱射病は、高温環境下での体温調節中枢の変調によるもので、発汗が停止し体温が上昇し、意識障害や呼吸困難などの症状がみられる。
- 熱虚脱では、高温環境下での労働において、皮膚の血管が拡張して、皮膚に血液がたまり、循環血液が減少し、脳への血液の流れが少なくなり、めまいや血圧低下などの症状がみられる。
- 熱痙攣は、多量の発汗により体内の水分と塩分が失われたところへ、水分だけが補給されたとき、体内の塩分濃度が低下することにより起こる。
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【 更新日: 2011-10-22】