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第2種衛生管理者:H24年上期:問4

問4

 労働安全衛生規則に規定されている医師による健康診断について、法令に違反しているものは次のうちどれか。

選択肢

1.
2.
3.
4.
5.

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解説

正解:1.雇入時の健康診断において、35歳未満の者については、医師の意見を聴いて、貧血検査及び心電図検査を省略している。

選択肢2は、「労働安全衛生規則 第四十四条:定期健康診断」によると、深夜業における特別な規定はありません。よって、違反ではありません。

選択肢3は、「労働安全衛生規則 第四十五条の二:海外派遣労働者の健康診断」二項にかかれています。

選択肢4は、「労働安全衛生規則 第五十二条:健康診断結果報告」によれば定期健康診断時には報告義務がありますが、雇入時の健康診断の場合は義務はありません。

選択肢5は、「労働安全衛生規則 第五十二条:健康診断結果報告」によると、報告の義務があるのは常時50人以上の労働者を使用する場合です。選択肢5は、40人なので報告しなくてもいいことになります。

選択肢1は、「労働安全衛生規則 第四十三条:雇入時の健康診断」に、「医師による健康診断を受けた後、三月を経過しない者を雇い入れる場合において、その者が当該健康診断の結果を証明する書面を提出したときは」省略できるとあり、年齢による省略の規定はありません。よって誤りなので、この問いの正解になります。なお、定期健康診断の場合は、医師が必要でないと認めれば省略できます。

※この解説は、当サイト独自の見解によります。この内容について、中央労働災害防止協会等の関係機関に問い合わせても、解答は得られません。

 

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【 更新日: 2012-11-9

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