第1種衛生管理者：H19年上期：問3

問3

　法令に基づく安全衛生のための特別の教育に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

	1.	特別の教育の内容には、対象業務にかかわらず、労働者に対する監督又は指導の方法に関することを含めなければならない。
	2.	特別の教育の科目について十分な知識及び技能を有していると認められる労働者に対しては、その科目についての教育を省略することができる。
	3.	高圧室内作業に係る業務に労働者を就かせるときは、特別の教育を行わなければならない。
	4.	廃棄物焼却炉を有する廃棄物の焼却施設において、ばいじん及び焼却灰その他の燃え殻を取り扱う業務に労働者を就かせるときは、特別の教育を行わなければならない。
	5.	特別の教育を行ったときは、その受講者、科目等の記録を作成し、３年間保存しなければならない。

回答する

正解：1. 特別の教育の内容には、対象業務にかかわらず、労働者に対する監督又は指導の方法に関することを含めなければならない。

選択肢2は「労働安全衛生規則　第三十七条」にかかれています。

選択肢3は「労働安全衛生規則　第三十六条」第一項第二十四の二号に、選択肢4は三十六号にかかれています。

選択肢5は「労働安全衛生規則　第三十八条」にかかれています。

選択肢1は「労働安全衛生規則　第四十条」にかかれているように、監督や指導の方法は、特別教育ではなくて、職長の教育にあたります。よって誤りですので、この問いの正解となります。

※この解説は、当サイト独自の見解によります。この内容について、中央労働災害防止協会等の関係機関に問い合わせても、解答は得られません。

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【更新日: 2011-10-22】