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非電離放射線
非電離放射線による健康障害
放射線 | 発生する作業 | 症状 |
紫外線 | 屋外作業、溶接・溶断作業、炉前作業、殺菌・検査作業 | 電光性眼炎、雪眼炎、皮膚色素沈着、光線過敏性皮膚炎、皮膚がん |
赤外線 | 炉前作業、ガラス加工作業、冶金・鋳物注湯作業、赤外線乾燥作業、溶接・溶断作業 | 白内障、皮膚火傷、熱中症 |
レーザー光線 | 通信、材料加工、分光分断、医療、工業的溶接・溶断作業 | 網膜火傷・剥離、失明、角膜火傷、白内障、皮膚火傷、熱凝固 |
マイクロ波 | 通信、医療、木材・ゴム・プラスチックなどの熱接着加工作業 | 白内障、組織壊死、睾丸障害、深部発熱、局所熱作用 |
太陽光線の赤より波長の長い光線のことで、熱線のこと。目には見えない。
太陽光線の紫より波長の短い光線のこと。目には見えない。電磁波のうち100~400nmのもの。190nmより短波長を真空紫外線、190~280nmをC紫外線(UVC)、280~320nmをB紫外線(UVB)、320~400nmをA紫外線(UVA)という。UVBとUVCは皮膚に紅斑を起こす。長期間の紫外線暴露は皮膚に老化現象と同様の作用を起こし、皮膚がんの原因にもなる。
人工的に作られた光で、一定の波長、同位相、指向性、集光性が特徴である。
レーザー光線を使った作業の場合、眼障害や皮膚障害を起こす危険を避けるため、皮膚の露出を少なくし、また燃えにくい素材にするなどの配慮を必要とする。
赤外線より波長の長い電磁波のこと。赤外線よりも体内の深層に達し、体温上昇作用がある。
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【 更新日: 2011-10-22】