ホーム>学習コーナー>職業性疾病>有害エネルギーによる疾病>騒音
騒音
騒音レベルをあらわす単位(答え)
デシベル(dB)。防音室での最小可聴音を0dBとして騒音の相対的な大きさを評価できるようにしたもの。騒音レベルの測定は通常、騒音計の周波数補正回路のA特性で行う。
周波数を表す単位(答え)
ヘルツ(Hz)。1秒間における周波の数で、サイクル毎秒ともいう。Hzが高いほど高音になる。
急性の騒音による障害(答え)
災害性難聴。
慢性の騒音による障害(答え)
騒音性難聴。
- 4000Hzの音の聴力の低下から始まる
- 感音性難聴である
- 耳鳴りを伴うことが多い
- 初期は気づかないことが多い
- 回復しにくい
- 高周波音の方が低周波音よりも騒音性難聴になりやすい
- 内耳の音を神経に伝達する有毛細胞の変性と脱落によって起こる
- 著しい騒音に曝露される作業に長年従事していると起きる危険性がある
騒音下でのその他の障害(答え)
精神疲労による自律神経系や内分泌系への影響(ストレス反応)。
聴力検査(答え)
等価騒音レベルで85dB以上の騒音に曝露される労働者は、配置前や6ヶ月以内ごとに1回、定期に聴力検査を行う。
変動している騒音レベルを、単位時間当たりの平均値にしたもの。人間の生理・心理的な反応に対応しやすい。
サイト内検索
- 職業性疾病
- 職業性疾病とは
- 有害化学物質による疾病
- 有害エネルギーによる疾病
- 有害生物による疾病
- 有害な作業要因による疾病
- VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン
- 職場における腰痛予防対策指針
【 更新日: 2011-10-22】