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筋収縮とエネルギー

筋収縮に必要なエネルギーとは(答え

グリコーゲン、リン酸化合物、酸素等。

直接的なエネルギーとは(答え

ATP(アデノシン三リン酸)の加水分解によって賄われる。しかし、ATPは筋収縮の際に分解され、運動のエネルギーに使われてしまうので、運動を長時間持続させるために、ATPを再合成して再び分解できるようにしなければならない。
この再合成には、クレアチンリン酸が分解したときのエネルギーを利用する。これだけだと、数秒間しか持続しないため、筋肉や肝臓にあるグリコーゲンが分解してATPを再合成する。

長時間運動に酸素を必要とする理由(答え

酸素が十分に与えられると完全に分解して水と二酸化炭素になり、多量のATPを供給する。酸素が不足したら、グリコーゲンは完全に分解されず、乳酸が生まれ、限られた量のATPが供給される。身体の酸素が不足すると、ATPが十分に供給されないため、筋肉の働きも鈍くなる。すなわち、運動を長時間持続するには、十分な酸素を必要とする。

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【 更新日: 2011-10-22

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