ホーム>学習コーナー>人体の組織および機能>運動器系>筋肉の収縮
筋肉の収縮
筋肉の収縮はどのようにして起こるか(答え)
神経から送られてくる刺激で収縮する。
最大筋力とは(答え)
筋肉自体が収縮して出す最大筋力は、筋肉の断面積1c㎡あたりおよそ6.5kgである。
最大筋力の性差、年齢差(答え)
最大筋力の平均値は、性差、年齢差が殆どない。
筋力が強い人とは(答え)
筋肉が太い人ほど強い。
筋力を強くするには(答え)
強い力を必要とする運動を続けていると、1本の筋繊維が太くなって筋力が増強する。運動によって筋肉が太くなることを、筋肉の活動性肥大という。
等尺性収縮とは(答え)
筋肉の長さは変わらないが筋力の発生がある状態。姿勢保持の筋肉は等尺性収縮である。
等張性収縮とは(答え)
張力は同じでも長さの変わる収縮のこと。等張性収縮には、筋肉が収縮しながら力を出す短縮性収縮と、引き伸ばされながら力を出す伸張性収縮がある。
筋肉が仕事をするときの事実(5つ)(答え)
- 筋肉が引き上げられる物の重さは、筋肉の太さに比例する。太い筋肉ほど収縮によって生ずる力が大きい。
- 筋肉が物を引き上げる高さは、筋肉の長さに比例する。
- 筋肉は、収縮しようとする瞬間に一番大きい力を出す。
- 筋肉は、負荷する重さが適当なときに、仕事の効率が一番よい。負荷する重さが小さいと筋肉は十分に伸びないので仕事量が小さい。重さが大きすぎると動かすことができず仕事ができない。
- 筋肉の縮む速さが適当なときに、仕事の効率が一番よい。筋力測定には、握力や背筋力を測る。
伸張反射とは(答え)
筋肉が伸展されたことに反応して、筋肉を休息に収縮させること。不随意的に行われる。
膝蓋腱反射(しつがいけんはんしゃ)とは、膝蓋腱部を打つと、大腿四頭筋が収縮して膝関節が伸展する脊髄反射。脚気や末梢神経炎のときは反射の程度が弱まり、中枢神経障害(脳炎・脳出血)などのとき亢進する。
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【 更新日: 2011-10-22】