処置
全身処置
火傷以外の外傷、骨折を確かめ、ショック状態にないか確認する。火傷の局所処置の前に、意識、呼吸の確認と対策をする。火が気道に入る気道熱傷や、有害ガスを吸入して起こる気道粘膜の浮腫による呼吸困難に気をつける。この場合、ぜい鳴や声がれ、痰や咳が増える。
局所処置
すぐに患部に水をかけて冷やす。ひりひりした痛みや熱感がなくなるまで十分長い間水をかける。衣服や装身具は患部を冷やしてから脱がす。特に火傷面に付着した部分は無理にはがさない。水泡があるときは破らない。冷やした傷は清潔なガーゼや布で軽く覆う。
広範囲熱傷は、冷却しすぎると低体温となるため注意が必要である。
化学薬品による火傷
薬品のかかった着衣を速やかに脱がせ、皮膚についた薬品をふき取ってから、水をつかって薬品を流し、皮膚を冷やす。眼に入った場合は、水で洗浄する。
アスファルトやタールによる火傷
120~450℃に達するので、皮膚からはがさず、皮膚にかかった部分を水で冷やして、火傷の進行を抑える。
火傷の危険性
皮膚から水分が蒸発し、広範になるとショックを起こす。横に寝かせて足を挙げ、心臓への血液を増やす体位をとる。軽い熱傷では、水分をとらせる。
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【 更新日: 2011-10-22】
