ホーム>学習コーナー>作業環境管理>有害物質に対する作業環境改善>空気中の汚染物質の性状
空気中の汚染物質の性状
分類 | 状態 | 性状 | 例 |
ガス | 気体 | 常温、常圧で気体のもの | 塩素、塩化ビニル、シアン化水素、臭化メチル、弗化水素、硫化水素、アンモニア、一酸化炭素、塩化水素、二酸化硫黄、ホスゲン、ホルムアルデヒド |
蒸気 | 常温、常圧で液体又は固体の物質が蒸気圧に応じて揮発又は昇華して気体となっているもの | 塩素化ビフェニル、ベンゾトリクロリド、アクリロニトリル、アルキル水銀、エチレンイミン、クロロメルエチルエーテル、コールタール、水銀、トリレンジイソシアネート、ニッケルカルボニル、ニトログリコール、ベータ-プロビオラクトン、沃化メチル、硫酸ジメチル、フェノール、アセトン、トリクロルエチレン、テトラクロルエチレン、トルエン、二硫化炭素 | |
ミスト | 液体 | 液体の微細な粒子が空気中に浮遊しているもの(粒径5~100μm) | 塩素化ビフェニル、クロム酸、コールタール、シアン化物、硫酸ジメチル、硝酸、硫酸 |
粉じん | 固体 | 固体に研磨、切削、粉砕等の機械的な作用を加えて発生した微粒子が空気中に浮遊している(粒径1~150μm) | ジクロルベンジジン、オルト-トリジン、弗化ベリリウム、アクリルアミド、石綿、硫化カドミウム、無水クロム酸、五酸化バアンジムム、二酸化マンガン |
ヒューム | 気体が空気中で凝固、化学変化を起こし、固体の微粒子となって空気中に浮遊している(粒径0.1~1μm) | 溶融金属の表面から発生する酸化物(酸化鉛、酸化カドミウム、酸化ベリリウム、五酸化バナジウム、コールタール) |
常温、常圧で気体のものとは(答え)
25℃、1気圧で、臨界温度が25℃以下のもの
サイト内検索
- 作業環境管理
- 作業環境管理の意義と目的
- 作業環境測定
- 作業環境測定結果の評価
- 有害物質に対する作業環境改善
- 有害エネルギーに対する作業環境改善
- 局所排気装置
- MSDSの活用
- 化学物質等の危険有害性の表示に関する指針について
- 事務室等の作業環境管理
- 屋外作業場等の作業環境管理
- 職域における屋内空気中のホルムアルデヒド濃度低減のためのガイドライン
- 職域における屋内空気中のホルムアルデヒド濃度の測定について
【 更新日: 2011-10-22】