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皮膚感覚

皮膚感覚の種類(答え

触覚痛覚温度感覚

触覚は、皮膚の知覚神経の終末装置が軽く刺激されたときに起こる。強く刺激されたときは圧覚という。

終末器官は、点状に分布していて触覚点といわれ、分布の密度によって触覚の鋭敏さが異なる。

終末器官の分布密度

下肢や背中は粗で、指や頭部は密。

温度感覚は、温覚と冷覚に分かれる。皮膚だけでなく口腔、食道などの粘膜にも存在する。一般に冷覚の方が、温覚よりも鋭敏で、温感が徐々に起こるのに対し、冷感は急速に現れる。温覚も冷覚も痛覚神経が刺激されることで痛みを感じる。

痛覚を起こす痛覚点も皮膚に広く分布しており、他の感覚点よりも密度が高い。皮膚には特に痛覚神経が多い。

深部知覚とは(答え

筋肉や腱に存在する感覚装置。位置の知覚、運動、重量の感覚を感じることができ、平衡感覚や視覚とも密接に関係する。

運動感覚とは(答え

体幹、四肢の運動や位置を知る感覚。

振動感覚とは(答え

皮膚の振動を感じる感覚。

深部痛覚とは(答え

筋、腱、関節、骨膜に生ずる痛み。

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【 更新日: 2011-10-22

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