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粉じん
呼吸器に取り入れられた粉じんの排泄の過程(答え)
呼吸器に付着した粒子状物質が自浄作用で排泄されることをクリアランスという。鼻腔では、鼻孔側から咽頭側へ、気管・気管支では、肺胞側から喉頭側に、繊毛運動によって粘液が移動しており、喀痰として排泄される。
肺胞に付着した粒子は、吸収と非吸収の2つの作用によりクリアランスされる。吸収作用では、肺胞上皮を透過した粒子がリンパ流から血流へ運ばれる。非吸収作用は、移動して粒子を取り込み、消化する能力を持つ。これは、マクロファージという細胞が行う。マクロファージは非吸収性粒子を取り込み細気管支まで移動し、粘液繊毛クリアランスによってさらに中枢側に運ばれる。
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【 更新日: 2011-10-22】