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視環境による人体機能の変化

眼球の中でカメラのしぼりに相当するものを虹彩という。虹彩に囲まれた丸い孔が瞳孔である。瞳孔から入る光の量は反射により調節されている。瞳孔括約筋および散大筋により、暗いところでは瞳孔大きくなり、明るいところでは小さくなる。

カメラのフィルムにあたるものは網膜である。網膜には錘状体杆状体があり、錘状体は明るいところで働き、形態覚色覚に関係する。杆状体は暗いところで働く。

網膜が明るい光に順応することを明順応といい、錘状体の明所視のみが働く。網膜は明るい光に40秒から1分という短時間で順応する。暗所に網膜が順応することを暗順応といい、30分から1時間の時間を要する。

同一の作業をしても、作業を行う環境のにより疲労の度合いが違う。
鮮やかな赤色だいだい色は疲労を生じさせやすく、黄色淡い緑色は疲労が少ない。

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【 更新日: 2011-10-22

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