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生理面

騒音環境にあると、生理面では、自律神経系、内分泌系に影響する。

騒音レベルが50~70dB(A)以上になると、末梢血管の収縮、血圧の上昇、瞳孔の散大、胃の収縮回数や強さの減少が起こる。これは交感神経の緊張による。

内分泌系では、副腎皮質ホルモンの分泌が、55dB(A)の騒音に2時間程度曝露すると増加する。アドレナリンの尿中排泄は、90dB(A)の騒音に30分~4時間曝露すると増加する。

断続騒音を1日24時間、30日連続で曝露すると、血清中の副腎皮質ホルモンは、曝露終了10日後でも高い数値を示す。

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【 更新日: 2011-10-22

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