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尿の成分

尿とは(答え

淡黄色の液体で、固有の臭気を有し、弱酸性(pH5.0~7.0)を呈する。

1日の尿量(答え

1500(500~2000)ml。水分摂取量が多いときは、増加し、高温時あるいは労働時など発汗が多いときは減少する。

尿の比重(答え

1.010~1.025。水分摂取量が多いと下がり、少ないと上がる。

尿の成分(答え

95%が水、5%が固形物。

尿蛋白の検査(答え

陽性のときは、腎臓や膀胱、尿道の病気が考えられる。慢性腎炎やネフローゼ、糖尿病性腎症では、その病態が重いほど尿中淡白量が増加する。

尿糖の検査(答え

尿に糖がでていると、糖尿病か腎性糖尿が疑われる。しかし、尿糖が陽性でも、糖尿病とは限らない。

腎性糖尿とは、血糖が正常でも、体質的に腎臓から糖が漏れてしまう症状のことである。

尿潜血の検査(答え

陽性の場合、尿中に赤血球が混入している。腎炎、膀胱炎、尿路結石のほか、腎臓や膀胱の腫瘍で陽性になる。

尿素窒素(BUN)の検査(答え

腎臓から排泄される老廃物の一種。腎臓の働きが低下すると尿中へ排泄されず、血液中の値が高くなる。

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【 更新日: 2011-10-22

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