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腎臓の構造と機能
腎臓とは(答え)
第11胸椎から第3胸椎の高さで、脊柱の両側に左右一対ある、ソラマメ形をした臓器。
サイズ(答え)
縦10cm、横5cm、厚さ3cm、重量約100g。
肉眼的に見た腎臓の構造(答え)
腎臓は、表層の皮質と深層の髄質に分かれている。皮質には、腎小体(マルピギー小体)と、これに続く尿細管が見られ、尿細管はさらに髄質に下行している。
ネフロンとは(答え)
一つの腎小体とそれに続く1本の尿細管のこと。一つの腎臓中に約100万個あり、尿の生成に係る。
腎小体とは(答え)
直径0.1~0.2mm。糸球体(毛細血管の集合体)と、これを包むボウマン嚢(糸球体嚢)からなる。
腎小体(図)(答え)
糸球体とは(答え)
血中から尿をボウマン嚢中へろ過して出す。この尿を糸球体尿といい、血球および蛋白質以外の成分(グルコース、無機塩類)がろ過されている。その量は1分間に100ml以上、1日約160リットル。
尿細管とは(答え)
全長4~7cm、直径10~30μm(マイクロメートル)の細管で、近位尿細管、ヘンレ係蹄、遠位尿細管で構成される。
近位尿細管では原尿中の水と電解質(ナトリウム、カリウム)の80%以上、また糖やアミノ酸、ビタミンCのほぼ100%が血液中に再吸収される。
ヘンレ係蹄、遠位尿細管では残った成分が血液中に吸収される。
できた尿が排泄されるまで(答え)
腎孟から尿管を流れて膀胱にたまり、尿道を経て体外に排泄される。
腎臓・泌尿器系構造(図)(答え)
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【 更新日: 2011-10-22】