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血液型と輸血

血液の凝集とは(答え

ある二人の血液を混ぜたときに、赤血球が互いに集合する反応のこと。一方の赤血球中にある凝集原と他方の血清中にある凝集素とが起こす反応。

血液型の判定(答え

一方の人の赤血球中の凝集原を、他方の人の血清中にある凝集素に混ぜたときに、凝集原Aを持つものをA型、Bを持つものをB型、AおよびBを持つものをAB型、いずれももたないものをO型という。

血液型が持つ凝集素(答え

A型の血清は抗B凝集素を持つ。B型の血清は抗A凝集素を持つ。O型の血清は抗A凝集素と抗B凝集素を持つ。AB型の血清は凝集素がない。

日本人の血液型の割合(答え

 A型40%、 O型30%、 B型20%、AB型10%。

Rh因子とは(答え

母親がRh(-)で、父親がRh(+)の場合、胎児はRh(+)になり、胎児側の血液が胎盤を通じて母体に入ると、母体の血液にRh因子に対する抗体(凝集素)ができ、2回目の妊娠以降、胎児の赤血球と反応して流産しやすくなる。日本人はRh(-)の人は欧米人より少なく、0.5%程度であり、このようなケースは稀である。

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【 更新日: 2011-10-22

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