熱中症
熱中症には以下のものがある。
熱痙攣とは(答え)
高温下での強い筋肉労働で発生。身体を動かす筋肉の痙攣が見られ、体温の上昇はない。発汗で水分と塩分が失われたときに、塩分のない水だけを摂取することで、血液中の塩分濃度が低下して起きる。
涼しいところで安静にし、食塩と水を取らせると治る。
熱虚脱とは(答え)
身体の熱を外に逃がすために血管が広がり血液がたまることで、脳への血流が減り、めまいや失神を起こす。脈拍が速くなり、顔面蒼白、冷汗、四肢の冷たさ、血圧低下、ショック状態になる。発熱はない。
熱射病とは(答え)
高温環境下で突然発症する脳の中の体温調節中枢の麻痺。40℃以上の体温、発汗停止、意識障害、痙攣、皮膚の出血、呼吸困難が起こる。早急に体温を直腸温で38℃以下になるまで下げる必要がある。
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【 更新日: 2011-10-22】